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パソコンに「ウイルスに感染しました」の警告が出たら?サポート詐欺の手口と対処法

公開日

パソコンを使っていると、突然こんな画面が出ることがあります。

「警告:ウイルスを検出しました。今すぐ下記の番号へ電話してください」

あわてて電話する前に、一度立ち止まってください。この警告の多くは本物のウイルス感染ではなく、「サポート詐欺」と呼ばれる詐欺の入口です。

盛岡市を拠点に出張サポート2,000件超を行ってきたリバイセルでは、こうした偽警告に驚いて電話してしまったお客様からのご連絡を多数受けてきました。

この記事では、サポート詐欺の仕組みと手口の全体像、そして「すでに電話してしまった」「遠隔操作を許してしまった」「決済してしまった」という方向けの段階別の対処法をくわしく解説します。


1. 「ウイルス感染」の警告画面、ほとんどは偽物です

なぜ偽の警告が出るのか

ブラウザでウェブサイトを閲覧しているとき、ページに埋め込まれた広告が突然警告画面に差し替わることがあります。これは「悪意ある広告(マルバタイジング)」と呼ばれる手口で、ウイルスに感染していなくても誰でも表示される可能性があります。

画面には大きな警告文字、警告音(「ピーピー」という音)、カウントダウンタイマーなどが使われ、見た人を焦らせるように設計されています。あなたのパソコンに問題があるのではなく、ブラウザがその「仕掛け」を表示させられているだけです。

本物のウイルス警告との違い

項目 偽警告(サポート詐欺) 本物のセキュリティ警告
表示場所 ブラウザの画面全体を覆う 画面右下のバルーン通知など
電話番号 大きく表示される 電話番号は表示されない
警告音が鳴り続ける場合がある 原則として無音
要求する行動 「今すぐ電話を」 ソフトのアップデートなど
作成者 詐欺グループ Microsoft・各セキュリティ会社

重要: Microsoftや本物のセキュリティソフトが「電話してください」と画面に表示することはありません。電話番号が画面に出たら詐欺だと思ってください。


2. 詐欺の典型的な手口の流れ

サポート詐欺は一度入口に踏み込むと、段階的に被害が拡大する構造になっています。

実際にあったご相談(匿名)

あるお客様から「画面に警告が出て、書いてあった電話番号に電話してしまった」とご連絡をいただきました。電話先は外国語アクセントの相手で、遠隔操作ツールをインストールするよう誘導され、「診断」と称してPC画面上での操作を実演。その後「ウイルスが見つかった、5万円かかります」と告げられ、決済URLへ誘導されてクレジットカードで支払い。さらに「追加料金が発生する」と再請求を求められた時点でようやく不審に気づき、電話を切ってリバイセルにご連絡いただきました。

この事例が示す手口の流れをまとめると次のとおりです。

ステップ 詐欺側の行動 目的
① 偽警告の表示 「ウイルス感染」画面をブラウザに出す 恐怖心を煽る
② 電話への誘導 画面に大きく電話番号を表示 接触する機会を作る
③ 遠隔操作ツールの導入 インストールを指示 PC内部へのアクセス権を奪う
④ 偽「診断」の実施 ツールを使って操作を見せる 信ぴょう性を演出する
⑤ 高額請求 「ウイルスを除去する」と持ちかける 金銭の詐取
⑥ 追加請求 「別の問題が見つかった」と繰り返す さらなる詐取

「診断」「追加料金」と称して何度も課金を迫るのがこの手口の特徴です。一度でも電話・遠隔操作・決済に応じてしまったら、それ以上は絶対に応じず、すぐに専門業者か公的窓口に相談してください。


3. 被害段階別の対処法

(a) 警告画面が出ただけ — 電話する前

絶対に画面の電話番号に電話しないでください。

  1. ブラウザのタブを閉じる、またはブラウザ全体を閉じる
  2. ブラウザが閉じられない場合:タスクバーのブラウザアイコンを右クリック →「ウィンドウを閉じる」
  3. それでも閉じられない場合:電源ボタンを5秒以上長押しして強制終了し、電源を入れ直す
  4. その後、パソコンを通常通り起動してブラウザを開けば問題ない場合がほとんどです

警告音が鳴り続けていても、実際にはパソコンは感染していません。音はブラウザが出しているだけです。 パソコンを再起動すれば音も止まります。

(b) 電話してしまった — 遠隔操作・決済はまだしていない

  1. すぐに電話を切る。相手からかけ直してきても出ない
  2. 相手に伝えてしまった情報(名前・住所・電話番号など)をメモしておく
  3. 遠隔操作ツールのインストールを指示されても絶対にインストールしない
  4. 不安な場合はリバイセルなどの専門業者、または消費生活センター(188)に相談する

(c) 遠隔操作ツールをインストールしてしまった

インターネットを切断することが最優先です。

  1. Wi-Fiの場合:パソコンの設定でWi-Fiをオフにする、またはルーターの電源を抜く
  2. 有線接続の場合:LANケーブルをパソコンから抜く
  3. 遠隔操作ツールをアンインストールする(「設定」→「アプリ」→対象ツールを選択→「アンインストール」)
  4. その後、専門業者に「パソコンが遠隔操作された可能性がある」と伝えて安全確認を依頼する

代表的な遠隔操作ツールの名称:AnyDesk、TeamViewer、QuickSupport など。これらのツール自体は正規の製品ですが、詐欺に悪用されることがあります。インストールした覚えがあれば確認・削除してください。

(d) 決済してしまった — 被害回復のための手順

支払いをしてしまった場合でも、諦めずに次の手順を踏んでください。早い対応ほど回収の可能性が上がります。

① クレジットカード会社に連絡する(最優先) カードの利用を止めてもらい、チャージバック(支払い取り消し)の申し出を行います。カード裏面に記載されている問い合わせ番号へすぐに連絡してください。時間が経つほど対応が難しくなります。

② 消費生活センターに相談する 局番なし 188(消費者ホットライン)に電話すると、最寄りの消費生活センターにつながります。被害の記録の残し方や交渉のアドバイスをもらえます。

③ 警察に相談する #9110(警察相談専用電話)に電話すると、最寄りの警察署の生活安全相談窓口につながります。詐欺被害として記録に残しておくことが後の手続きで役立ちます。

④ パソコンの安全を確認する 決済後も相手からの連絡が来る場合があります。遠隔操作ツールや不審なソフトがパソコンに残っていないか、専門業者に確認を依頼してください。


4. リバイセルにできること

パソコンのサポート詐欺被害でご相談いただいた場合、以下の対応が可能です。

対応内容 詳細
遠隔操作ツールの確認・削除 パソコンに残っているツールや不審なソフトを確認し、安全な状態に戻します
パソコンの安全確認 実際にウイルス感染がないか、セキュリティソフトでのスキャンと確認を行います
再発防止の設定 偽警告が出にくくなるブラウザの設定、信頼できるセキュリティソフトの導入など
相談の情報整理サポート 消費生活センターや警察への相談に必要な記録整理のお手伝いも可能です

まとめ

サポート詐欺の被害に遭ったとき、多くの方が「なぜ騙されたんだろう」と自分を責めます。しかし、偽警告は本物の警告画面に見えるよう巧妙に作られており、誰でも騙されうる手口です。

大切なのは「気づいた時点で止める」こと、そして「一人で抱え込まずに専門家・公的窓口に相談する」ことです。

「電話してしまった」「操作させてしまった」「お金を払ってしまった」—— どの段階でもお気軽にご相談ください。

パソコンのよくある相談10選はこちら → 「メールが届かない」「ウイルスかも?」— 出張サポート2,000件超の現場でよく聞く相談10選


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リバイセルは岩手県盛岡市を拠点に、2011年からパソコンの出張サポートを行っています。対応エリアは岩手県全域、遠隔対応により全国対応も可能です。

手段 連絡先
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電話 080-1062-9982

「大げさに相談するほどのことじゃないかも」と思うことでも、ぜひお気軽にどうぞ。

この記事の内容はパソコン修理・出張サポートで承っています。お気軽にご相談ください。

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